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四季から「ニ季」へ

『素朴な疑問?』をきっかけに!

何故フィリピン海沖で発生する台風は、東シナ海(中国上陸手前)で、右折して日本に上陸するのか?……近年騒がれている地球規模の「温暖化問題」の原点を探ってみましょう。
2010年(大運未の寅)は、大運144年の子の大運(1926年〜)から午の大運(2009年迄)の生気の時代が終わり、退気の時代の始まりでした。

2010年以降の気候変動の中でも、日本は顕著な四季の変動を迎えています、大きな要因は偏西風の蛇行にあります……そもそも蛇行とは、スピードが落ちて発生する現象です。
偏西風は、ズバリ『風』です〜  風は何故発生するのか?
北極と赤道の温度差によって発生するのが偏西風です…そして偏西風の速さは北極と赤道の温度差にほぼ比例します。差が大きいほど強く〜速く吹きますが、近年は北極の温暖化で、差が縮まり風が弱まり遅く吹きます。
又赤道付近の広大な海面の熱エネルギー上昇に伴い、張り出した赤道の暖気が偏西風を北側に押しやるのです…その影響で日本は偏西風の南側に入りやすく、遠く離れた北極と赤道の変化が日本に強烈な暑さを呼び込んでいます。

海洋国家『ワタツミ』国の危機

日本を囲む海水温は高騰しています…三陸沖で6〜7度それ以外も4〜5度ほど高く、海水温度上昇は世界でも突出しています…これ又『黒潮の蛇行』です。
冷たい海水を好む“サンマ”は既にオホーツク海を北上し、暖かい海水を好む“フグ” や“タチウオ”は北海道で揚がっています。2010年以降滅多にない『線状降水帯』は日常的に発生し、常識的に『温帯気候帯』の分類であった日本はやがて『熱帯性気候帯』に変わるのでしょう。
2024年の東海地方の猛暑日は過去最高の39日で、NASAの統計では1880年来の観測史上で、最も暑かったと発表されました…そして東京都心は3/30日に初めて夏日(最高気温25度)を観測しました……つまりは一年の半分は夏で、秋は年々短くなっています。

一方で冬場は『偏西風』の蛇行が夏とは逆になり、日本はすっぽり北側の寒気に収まってしまいます……それでも海水温が暖かいため水蒸気量は多いのです〜ここにひとたび北極からの寒気がストレートに入れば暖かい日本海からの大量の水蒸気は、強力な『雪雲』になり〜『線状降雪帯』でドカ雪が降ります。

2010〜2021年「未」の大運——2022〜2033年は大運「申」…気候は『気候変動』から『気候危機』へとフェーズが変わりました。

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