トランプ革命…『大運再開から読み解く“米国の新秩序の建て直し”』
<背信の大運を迎えた米国の現状>
2024年の“米財政赤字”は、24年度は1.8兆ドル(約274兆円)で過去3番目の規模になり、同年の“貿易赤字”は185兆円…(2024年でGDPの約122%)に達した。連邦赤字の根本的解決は急務である。世界一の経済大国の現実は厳しく、また国内治安の悪化は著しく、『ホームレスの数は世界No.1で78万人』(※2位はミャンマー)となっている。
“トランプ2.0”が発足してひと月経たずの間に世界を震撼させる発表がされ、その中で注目をされているのが「USAID=国際開発省」の解体である。この組織は1961年(大運・寅の丑)にJ.F.ケネディによって設立され、主に海外援助を目的とされたが、ケネディの死後CIAの下部組織となった。
年間予算7兆円~1万人強のこの組織は、2024年2月4日にイーロン・マスク(亥)冥令星によって世界中の職員の活動を停止させられ、世界770団体~6,000人以上の特定個人に不正な資金が流れていたと報道されている。トランプ就任時にマスク氏は「DOGE=政府効率化省」のトップに就任し、2026年(午)7月4日までの530日間で2兆ドル(300兆円)の削減を目的とし、予算削減の大嵐は建国250年までを期限とした。
次に手をつける組織は“教育庁”の廃止で、2683億ドル(41兆円)の削減が予定されている。最終的には政府機関の20万人が解雇され、約450ある政府機関を99に縮小すると発表した。“雑草の根を断つ改革”はすでに始まっている。
<Regime Change=体制転換>…常識の革命
戦後、新たに作られた世界の枠組み…もはや機能停止状態に置かれた世界に風穴が開くか否か⁉ 令翠学で分析してみると、トランプ(戌)水星と副大統領JD・バンス(子)土星の役割は互いに「令の相性」にあり、4年後の新大統領誕生を見据えると、本格的な世界の戦後レジームの大転換突入と言えるであろう。
このきっかけになったのは2007年(亥)大運(午)にジュリアン・アサンジ(亥)冥令星が設立したウィキリークスによる米国政府の内部告発資料の暴露である。今後、DS(ディープステート)の解体~ワクチン・SDGs・LGBT・多様性キャンペーンの真実などが明らかになる可能性がある。世界は新たな常識に進化するのだろうか?
<大運と今後の世界>…世界が迎えた『申の大運=再開』のリーダーシップは米国が握る
間もなく終結される『ウクライナ vs ロシア』の攻防~中東ガザの再生『パレスチナ vs イスラエル』…。すべて米国トランプの強いリーダーシップとそのチームにより、世界は再生されようとしている。
その右腕マスク氏はトランプの「背信の性」であり、左腕のバンス氏は「令の性」…。まさに、現実思考で人心掌握術に長けたトランプの補佐は、冬の相性で構成されている。「令要素」を掌握できれば、天下を支配できる。
合理的な国=米国、大人の国=米国、成熟した国=米国……。間もなく建国250年を迎える米国は、大運申(2022~2033年)の期間に世界に背を向け、自国ファーストを柱に突き進み始めた。
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- トランプ=1億人
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この二人の発信情報は日々公開され続けている。
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