マッチョはmachoメキシコのスペイン語“マチョ”が語源らしく、意味は「雄の〜」“machismo ”マチズモ「男性優位主義」身体的及び精神的な男性の性的魅力〜の意味合いをさす様です。令翠学では大運申(2022〜2033年)は陰の陰時代にあたり、この時代を別名“女の女”の時代と解きます
この大運下、「LGBT理解法案」なる法制度が2023年6月23日に施行されました。女の時代はまさに良くも悪くも男が“俺は男だ〜‼︎”と叫ぶ時代と言う事です。そこで”マッチョ“を深読みして観ます…1番わかりやすいのは身体の変化ですが、意外とマッチョ化する男性が、低身長だったり虚弱体質である事は事実です…三島由紀夫氏は、軍国青年でありながら、虚弱ゆえに兵役に就く事が出来ず、肉体改造から、イデオロギー(タカ派・右翼・男尊女卑・家父長制)に結びつきました。まさに身体的・精神的コンプレックスからの脱却です。
もう一つのマッチョ化の理由は、父性へのコンプレックスに観ることが出来ます…A・シュワルツネガー氏は幼少時父親に認められず、虐待を受けその肉体を改造する事でトラウマを乗り越え人生の成功をつかみました。日本においても、某有名歌手がある時期から肉体改造を行いマッチョな舞台を展開し、そのカリスマ性で日本の男性を鼓舞しています。
身体の改造に伴い”アドレナリン“の過剰放出は、周囲の人にDVや支配欲をより強く及ぼして、その自己肯定感から肉体改造はやめられず、より早く改造する為「ステロイド増強剤」の使用により心身を結果的に病む問題は世界中で席巻されます。
※シュワルツネガー氏は昔のステロイド使用から度々心臓を痛め、筋肉増強剤の怖さを啓蒙しています。
申の大運下のこの時代…その隙に女は、したたかに表舞台を狙う訳です…宇宙の法則は自然の法則であり”巡りて巡る“サイクルなのです。この男性のマッチョ化の本質は男性の精神的な女性化の表れに他なりません。
”女の時代“は陰陽で観れば、男が”マッチョ化“するか ”性”を転換又は放棄して生きて行くか…マイノリティな人々がマジョリティ化し、大手を振って生きて行く時代なのです。
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